湘南男声合唱団は1989年、伊集院俊光氏を講師に善行公民館に行われた合唱講習会から生れた。
その時の発案者が初代会長、瀧本拓司氏。20周年記念誌で氏は以下のように述べている。
湘南男声合唱団の始まりは昭和63年、伊集院さんを講師に善行公民館で開いた男声合唱講座だった。しかしそれはじつは、私が合唱団をつくりたいと思って働きかけたものだった。
私はそれ以前に、男声合唱をやりたいと思って、いろんな男声合唱団をめぐって歩いた。ところがどこへ行っても自分に合う合唱団がみつからない。そこで、自分で作るしかないと思い至った。善行公民館の館長とは懇意にしていたので、協力をお願いした。担当の社会教育課は非常に協力的で、同年4月からの公民館の新しい事業に入れてもらうことになった。伊集院さんにはその前に協力してくれる了解がとってあった。ところが同年はじめに私が大病をして入院してしまったので、計画が半年延びてしまった。
講座は9月から12月まで3ヶ月間、ワンクール12回開かれた。講習に参加した人は9人、それに昔いっしょに歌った元湘南市民コールの仲間たちが私に賛同し、いわばサクラとして加わってくれた。そして12月、講座の最終日に私が呼びかけて、合唱団の創立が決まった。
年号が改まった平成元年1月15日、善行公民館で総会を開いて、この日を創立の日とした。このときの参加者は13人。なぜ私が男声合唱にこだわったのか、そしてどんな合唱団をつくりたかったのか。それをひとことで言うのはむずかしいが、私はずっと混声合唱を続けてきて、とにかく男声合唱がやりたかったのだ。そして「いい男声合唱団」を作りたかった。
発足後、湘南男声は地道な練習を重ね、団の演奏会をはじめとして県合唱祭、練習場所である善行公民館祭り等々で演奏会活動を行ってきた。そして2000年(平成12年)にはフィンランドへの演奏旅行も行った。
2020年9月、創立から一緒に良い音楽づくりをしてきた伊集院俊光先生との突然の別れ。
新生「湘南男声」は若い指導者、白井智朗先生を迎えて新たな音楽づくりを始めている。
以下に、創立当時からの「あゆみ」を掲載する。
